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青磁退画蓮花唐草文注子

高麗 · 2F · 寄贈館 · 寄贈2

青磁退画蓮花唐草文注子

鳳凰形の蓋と、竹の茎のような把手・注ぎ口が際立つ高麗時代の青磁水注です。蓋は上下二段の蓮華座の上に翼を持ち上げた鳳凰がとまる姿で、白い土と黒い土を塗って文様を表す堆花技法により、蓮弁や縞文を強調しています。胴には白い土で蓮唐草文を大きく表し、その輪郭と細部は陰刻で刻み、注ぎ口と把手は実際の竹を折ってつくったかのような張りのある力強さが感じられます。アメリカのボストン美術館に似た形の高麗金属製水注が所蔵されており、青磁と金属器の影響関係を考えることができ、その金属製水注が受け皿である承盤を備えていることから、この水注にも本来は承盤があったと考えられます。

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出典: e-ミュージアム(国立中央博物館)公式記録に基づく。