青磁瓜形瓶
![]()
高麗青磁の絶頂期である12世紀前半につくられた代表的な作品です。高麗第17代の王・仁宗の長陵から、「皇統六年」(1146)の銘がある仁宗の諡冊とともに出土しました。瓜の形をした胴に、裳裾のように襞のついた高い高台がつき、口は八弁の花の形に開き、首に横へ三筋を陰刻したほかには特に装飾がありません。この様式は中国・宋代に由来しますが、それよりはるかに穏やかで端正な曲線と比例をもち、均一にかけられた半透明の青磁釉が、高麗翡色の手本を示しています。
アプリで解説を聞く・遺物ワールドカップ・MBTI