金銅仏龕
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殿閣の形に作った高麗時代の仏龕(ぶつがん)です。屋根の瓦は青みを帯びた青銅、正面の開き扉と内部の板仏は金銅板、側面と背面は銀板で作られ、一つの作品に複数の金属が用いられています。内部には打ち出し技法で、仏と合掌する菩薩を蓮華座の上に浮き彫りにし、その周りに十大弟子を、左右には獅子に乗る文殊菩薩と象に乗る普賢菩薩を表し、天井には龍を、床には蓮の花を飾っています。外側の側面には四天王像を、背面には雲に包まれた神衆と蓮唐草文を刻んでおり、現在は中の仏像は残っていませんが、同じ形式の泉隠寺の仏龕のように、もともと仏像が安置されていたと推定されます。
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