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観音菩薩

高麗 · 2F · 寄贈館 · 寄贈2

観音菩薩

鏡の反射面に仏教の尊像を線で刻んだものを鏡像(きょうぞう)といいます。この鏡像は、一方の面に白衣観音菩薩と般若波羅蜜多心経が、もう一方の面に准提観音菩薩が精巧に線刻されています。准提観音は経典に「観音」という名称はないものの、七億の仏母、三世諸仏の母という思想を含むことから、母性を象徴する観音として信仰されたと推定される尊像です。このような鏡像は、密教において想像力を用いて神と一体になろうとする観想の儀式から生まれたものと考えられています。

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出典: e-ミュージアム(国立中央博物館)公式記録に基づく。